【ゼミ紹介】先生が教え上手なうえ、みんなで高めあえる古川ゼミ

ゼミ紹介

古川ゼミの雰囲気

「ゼミ」とは少人数で何らかのテーマを設定し、数人のグループで研究~その結果報告(プレゼンテーション)を行います。授業時間外でメンバーが集まったり、レクリエーションが行われることもあるなど、人間関係を構築しながら同時に学修・研究するこのスタイルは、日本独特の授業形態だと古川先生は言います。

古川ゼミには、学ぶ意思が高い人が多いようでした。質問しやすい暖かい雰囲気に感じられましたが、発表後に飛び交う質問は非常に鋭いとのこと。先生からの質問にも答えながら進行することに緊張感があるが、難しい内容は先生自身が説明してくださり、全体としてはゼミ生みんなで和気藹々としながら、知識を共有することができるということでした。 二年生春には、ゼミ生同士の交流を目的としたゼミ合宿が京都で行われたそうです。

ゼミ生に聞いた!古川ゼミに入った理由

古川先生に教わった経験があったことが入った理由の大半でした。あるゼミ生は、再履修の基礎マクロ経済学を受けていて、元々の授業でわからなかったところが古川先生の説明で全部頭に入ってきたそうです。

古川先生は経済学を極限まで簡単に、かつ深く説明してくれます。こだわりが強い方のようで、一般的な記号・表記を、わかりやすさやラクさを重視して変えてしまうことがあるほど。 経済学に興味はあるが具体的に学びたい分野が決まっていない、という場合にも、経済について総合的に学ぶことができます。

古川ゼミで扱う、ミクロ経済・マクロ経済とは

ゼミ生に説明する古川先生

生産や消費に関する人々の行動を科学的に分析するのがミクロ経済学であり、「行動経済学」とも言い換えられます。
そして、人々が集まった「国」という単位で経済はどのように動くのかを分析するのがマクロ経済学です。例えば国単位の経済の水準を表す指標の一つにGDPがあり、それは商品(製品・サービス)の売上から原材料費を引いた額を国ごとに合計したものです。このGDPを比較することで経済規模の違いが分かり、そこから各国の政策などの良い面・悪い面に目を付けることができます。
古川先生は経済学を行動科学だと捉えているそうです。すなわち人間の行動を突き詰めて考える学問だということです。

こんな学生におすすめ

古川ゼミは「同じようなスタートラインから全員で高め合う」スタイルを重要視しており、ゼミ生同士の交流も多いです。経済全般に興味があり、積極的に知識を深めあいたい学生におすすめということです。

古川ゼミへ入るためには、基本の勉強を一年生のうちに理解できていれば問題ないとのこと。一年生前期の基礎マクロ経済学、後期の基礎ミクロ経済学の内容をきちんと習得しておくことが大切です。

(取材と文|経済学部ゼミナール連合会 金子千紘)

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