タイの2大学と国際交流!小森谷ゼミ生のレポート

ゼミ活動

2024年5月23日(木)多摩キャンパスにて本学経済学部 小森谷ゼミとタイのチュラロンコン大学、メイファールアン大学経済学部と交流会を行いました。

チュラロンコン大学からは学生、教員あわせて14名が来訪くださり、小森谷ゼミがキャンパスツアー、プレゼン、アクティブ、立食パーティーを行い、タイからの学生を歓迎しました。

キャンパスツアー

キャンパスツアーはヒルトップからスタートし、8号館、白門、乗馬部の厩舎、体育館、サークル棟、生協、というコースにしました。

ヒルトップは中央大学を代表する建物の一つですが、ちょうど授業が終わった後で大変混雑していたため、ベーカリーとカフェテリアのある2階のみを案内。Gスクエアで日タイの学生入り混じって食事をしました。タイの学生にカツカレーをおすすめしたところ気に入ってもらえたようで「อร่อย(アロイ=美味しい)」と言ってくれました。

次に8号館と白門に案内しました。白門の由来を説明し、集合写真を撮りました。

白門からは山道を通り、小森谷ゼミ生も初めて訪れる人ばかりの、乗馬部の馬場を見学しました。みんなどちらかといえば馬よりも番犬に夢中だったことが印象的でした。

体育館を過ぎ、サークル棟を紹介しました。サークル棟の特徴的なペイントや、少しアングラな雰囲気がタイ学生に受け、キャンパスツアー一番の盛り上がりとなりました。

フォレストゲートウェイも、「多摩キャンパスで最も新しい建物であり、国際的な授業が行われる場所」ということで紹介しました。最後に案内した生協には、和柄のポストカードやマンガが売っていたので、タイ学生に楽しんでもらえました。

キャンパスツアーを通して、私たちがどんな場所で勉強しているか、普段どんな活動をしているか、何を食べているかなどを知ってもらうことができました。

日本の文化(花火)についてのディスカッション

キャンパスツアー後は7号館に移動し、タイの学生に向けて、日本の文化発信と交流を目的としてプレゼンテーションとディスカッションを行いました。花火の成り立ち、日本とタイの花火文化の違い、花火の経済効果の3項目について小森谷ゼミが発表し、その後10分ほどのディスカッションを行いました。
プレゼンテーションでは、タイの学生が私たちの発表を真剣に聞いてくれていてとても嬉しかったです。

ディスカッションでは、

タイの花火文化:

  • 花火をメインとしたイベントや行事はなく、お祝い事の際に花火を打ち上げる習慣がある
  • 現地ではなく、テレビ越しに見る人も多い
  • 季節関係なく祭事のときに打ち上げる

日本の花火文化:

  • 夏の風物詩であり、鑑賞がメインのイベント
  • 屋台で食べ物や飲み物が販売されている。
  • 現地に足を運ぶ人が多い

といった違いがあることが分かりました。タイの学生たちの感想として、興味深くて学びになった、日本の文化を知れて楽しかった、などがありました。

その後は親睦のためのアクティビティ(ミニゲーム)として、日タイ学生の混合チームで絵しりとりとジェスチャーゲームを行いました。
この日のための準備段階ではビンゴやクイズ大会などの案が出ていましたが、言語・文化の違いからゲームが成り立たないのではないかなどの問題点があり、どうすれば全員が楽しむことが出来るのか悩みました。そこで、世界共通である動物のお題などにすれば、絵や動きなら伝わるのではないかと思い、この2つのゲームに決めました。中央大学に来てくれた記念として、勝ったチームへの景品はチュー王子のキーホルダーにしました。

当日の進行はとても難しかったです。ルール説明の際に英語で上手く伝えることが出来ず、先生方に助けて頂きました。準備不足だった為の結果となってしまい、反省すべき点だったと思います。ですが、最終的に全員が楽しい時間を過ごすことが出来たと感じたので、達成感もあり良い経験となりました。

立食パーティー

アクテビティを終え、中央大学からのプレゼントである和柄のメモと扇子を渡しました。
和柄のメモは国際センターに用意していただきました。扇子はゼミ生が考えたいくつかの候補から選ばれました。日本の文房具やタイでも人気の無印良品のカレーなども候補にありましたが、扇子がもっとも日本らしさを演出でき、夏が暑い日本とタイでも使ってもらえるだろうと考えたためです。様々な柄を用意して、選ぶ楽しさも味わっていただきました。

ヒルトップ4階に移動しての立食パーティーには、寿司やサンドイッチ、フライドポテトや焼きそばが並び、タイの皆さんには、日本の料理を楽しんでいただけたようでした。この立食パーティーからは小森谷ゼミの2年生も加わりました。3年生や小森谷先生が何もいわずとも、2年生たちが積極的にタイの学生に話しかけていたことが印象的でした。

立食パーティーでの会話はほぼ全て英語で行われましたが、タイ学生の中には日本語を話せる人もおり、彼らのグローバル志向の強さを実感しました。

パーティーの終わり際には連絡先の交換も活発でした。今後もよい関係が続くといいなと思います。

タイ学生が中央大学を訪問するのはコロナ禍以降では今回が初でした。本年10月には去年に続き小森谷ゼミの3年生がタイのチュラロンコン大学を訪問する予定で、今後も日タイの学生の交流が継続されることが期待されます。
これまで先輩方が積み重ねてきた時間と海外の学生との交流の楽しさを感じることのできる有意義な1日でした。

ゼミ生の感想

私は英語があまり得意ではないためとても緊張しましたが、学内散策やディスカッションを通して親交を深めることができました。今年の10月にゼミでタイに訪れる予定なので、再開できることがとても楽しみです。(石井)

今回のタイの学生との交流を通して、タイについて詳しく知ることができました。タイでのおすすめの場所や料理を知ることができたほか、ミニゲームでは言葉が上手く伝わらなくても盛り上がる事ができ、とても楽しむことが出来ました。(中瀬)

今回交流したタイの学生達が日本語を話せたり、アニメが大好きだったり日本についてとても興味を持っていることに驚きました。また、会話の中で日本の不況や教育の話題が出てきてチュラやメーファーの学生の経済への意識の高さを感じました。(下田)

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