今回は、日本経済史について研究をしている武田ゼミさんにお邪魔して3年生の先輩方4名にインタビューをさせていただきました。
ゼミ活動（研究テーマ）と雰囲気
ゼミでは普段何を研究していますか。
「今は、３年生はプレゼンテーション大会に向けて３つの班（女性労働、介護、子供の貧困）に分かれて、研究を進めています。基本的には、２年生はＧＦＳ（グローカル・フィールド・スタディーズ）、３年生はプレゼンテーション大会、４年生は卒業論文の執筆に取り組んでいます。」
「私たちのゼミでは、自分たちのやりたい研究テーマを自由に選ぶことができるので、２年生の後期からは各々が自由にテーマを考えて、研究を行っています。」
普段のゼミの雰囲気を教えてください。
「代によって違いはありますが、私達はリラックスしてみんなで意見を出し合いながら活動をしています。入る前は固めのゼミという雰囲気を想像していましたが、実際は賑やかな雰囲気のゼミです。しかし、メリハリはあり、一生懸命やる人が多く集まっています。
学生が主体的・自主的に取り組んでおり、サブゼミ（ゼミ生たちが自主的に行うゼミ活動）などで試験前にも活動を行う人がいるくらい熱心に、かつ楽しんで活動をしています。先輩やOB・OGとも仲が良く、気軽に話ができるため、ゼミ以外にも就職活動やプライベートなどの色々な相談をしています。」
志望理由と武田先生
武田ゼミを選んだ理由は何ですか。
「１年生の頃に武田先生の授業を受けて、面白いと感じたためもっと先生の話が聞きたいと思い、選びました。武田先生の授業を聞いて武田ゼミを選ぶ人が多い印象があります。」
「ゼミ説明会の時期に、ゼミで何かしらの学びを得たいと考えていくつもの説明会に参加し、物事を説明できる能力・言語化する能力を成長させられるところを探していました。
そのときに『ゼミで得た学びを社会にどう活かすか』という質問をぶつけたのですが、『相手の意図を汲み取って言語化する能力のほか、論理的に考えられる力・伝える力が身についたので、これらを活かし相手の立場で考えながら物事を進めていく』と答えた先輩の姿に感動しました。自分もこのような人になりたいと思い、武田ゼミを志望しました。」
「自分は中央大学高校出身で、武田ゼミのOB・OGの方が高校を訪れたときの姿を見て、武田ゼミに入ることで社会に出て活躍できる人材に成長できると感じました。また、ゼミに入るために経済学部に進んだため、一生懸命活動が行えるゼミに入りたいと思い、選びました。」
「きっかけは武田先生の授業を受けたことで、その授業の中で自分の頭で考える楽しさに気づきました。その後、ゼミ説明会に行き、一生懸命やれる環境や先生の授業を受けられるということから選びました。」
武田先生の好きなところを教えてください。
「学生の意見を受け取り、取り入れてくれる所です。学生が気後れせず話せる環境を作ってくださり、意見を積極的に反映させてくれる所が良い先生だと感じています。また、各々がやりたいことに対して背中を押してくれて、さらにアドバイスもしてくれる所が好きです。」
「話が面白く、聞いていて楽しいと感じる所です。武田先生がバーを開いたら毎日通いたいと思うくらい先生の話を聞くのが好きです（笑）」
「“論理かつ感情で話す、思いやり・やさしさ・謙虚さ、相手の立場に立てる”という力を持っているので、学生思いで、親身に相談に乗ってくれる所が好きです」
「いつも気にかけてくださる所です。部活との両立に関してやプライベートに関してなど色々な相談に乗ってくださいます。また、人として尊敬できる部分が多く、ゼミの研究だけでなく人間性など多方面から学びが得られます。」
武田ゼミを選んで良かったと思う点を教えてください。
「物事を抽象的に把握し、理解し、その概念を整理する方法が学べているため、特に論理的思考能力が得られる点が良かったと思っています。この力がつくことで、物事を表面的に理解するだけでなく、その深層を理解することで本質をとらえられるようになってきたと感じます。」
「武田ゼミには、メンター制度（先輩が後輩を指導する仕組み）があります。指導を受ける際には先輩を見て成長すべき目標がわかり、指導する側に立つと以前までは見えていなかった目線から物事を考えられるようになり、成長が実感できます。また、活動の中で実践する機会だけでなく考える力も養えるため、中身を伴った成長ができます。」
「武田ゼミに入って一番良かったと感じる点は、仲間に出会えたことです。ゼミに入ったことで、色々なことが共有できたり、同じことに一緒に取り組んだりするため、将来まで続く関係性を築くことができました。」
こんな人が向いています！
武田ゼミにはどんな人が向いていると思いますか。
「入る時点で能力が高い必要はありません。真面目で、一生懸命何かに熱中できる人が向いていると思います。
また、ゼミで何かを得たい人は成長が実感できるゼミなのでおすすめします。」
終わりに
インタビューを行ったことで、武田ゼミさんや３年生の先輩方の凄さを改めて感じました。
熱心に、しかし楽しみながらゼミ活動を行っている武田ゼミさんのお話を聞き、一生懸命に取り組んでいる人は本当に素晴らしいと思いました。この記事を読んで武田ゼミに興味を持った方は、ぜひ入ゼミをご検討ください。お読みいただきありがとうございました。
（取材／文 経済学部ゼミナール連合会 坂根玲菜）