タイ・バンコクで現地調査、白門会と交流 ―(佐々木ゼミGFS活動報告)

ゼミ活動

佐々木創ゼミ(演習3)では、卒業論文共同執筆に向けて2025年10月29日から11月5日の8日間、タイの首都バンコクにて街頭アンケート並びに現地企業ヒアリングを実施しました。

佐々木ゼミはタイの環境問題に焦点を当て、ビュッフェの食べ残しの削減を目標とするフードロス班と衣類廃棄問題解決に向けた衣類班の2グループに分かれ研究を行っています。

チュラロンコン大学での研究発表

現地調査では、衣類班がチュラロンコン大学のマニット先生と助手の方々にご協力いただき、研究内容に関するアドバイスをいただきました。私たちが作成したタイの衣類マテリアルフローをご確認いただき、タイ国内における廃棄衣類の現状について詳しく伺うことができました。また、現地の方々の衣類に対する価値観やリユース文化についても学ぶことができ、研究を進めるうえで大変有意義な時間となりました。

チュラロンコン大学で研究説明の様子
マニット先生、助手の方々と衣類班の集合写真

街中や市場でのアンケート調査

アンケート調査は各班が街中や市場で実施し、5日間で総勢415名(フードロス班190名、衣類班225名)の方にご協力いただきました。10/30〜10/31には、BTS (Bangkok Mass Transit System Public Company Limited)様のご協力のもと、衣類班とフードロス班がアンケート調査を実施しました。

両班ともに現地の方の衣類の購入状況やリサイクルの実態、食べ残しに対する意識など現地でしか知ることができないような情報を得ることができました。

またBTSのほかにも、REINS INTERNATIONAL、トレジャーファクトリー、AK Parker、TOHKAI YAKINIKUのヒアリング先に加えて、メナムフォーラムに参加していた駐在員の方々、佐々木先生の研究ネットワークの皆様など、多くの現地企業に調査にご協力いただきました。

アンケート調査終了時の様子

バンコク白門会の方々にお世話になりました

今回の海外調査はバンコク白門会の皆さまからアンケート調査へのご協力をはじめ、多大なサポートをいただき、実現することができました。また懇親会も開催いただき、会食を通して直接交流する中で、実際に海外で活躍されている方々の生の声を伺うことができました。この経験は、将来を多角的に考えるうえで大変貴重な機会となりました。

バンコク白門会の方々との会食の様子
バンコク白門会の方々と佐々木ゼミの集合写真

アンケート調査で入手したデータや頂戴したアドバイスを活かして、より良い卒業論文を共同執筆できるよう努力します。(佐々木創ゼミ 長谷川美波、山下華帆)

タイトルとURLをコピーしました