テーマは「女性の社会進出」。横国・立教・中央の3ゼミで交流討論会を行いました。

経済学部 武田ゼミ3年の渡辺です。
2021年12月11日(土)、横浜国立大学常盤台キャンパスにて、立教大学の関口ゼミと横浜国立大学の伊集ゼミとの交流討論会を行いました。ここでは、その内容をレポートします。

例年行事の交流討論会

武田ゼミでは毎年、3年生を中心に立教大学、横浜国立大学と論文を用いて討論会を行なっています。2021年度の討論会のテーマは、「女性の社会進出」でした。新型コロナウィルス感染症問題に揺れた2020年度はオンラインでの実施となりましたが、今年は対面とオンラインとのハイブリッドで行われました。

午前中には、各校が論文の内容をパワーポイントを用いて、「女性の社会進出」についてプレゼンテーションを行いました。対面でプレゼンテーションを行う緊張感は、オンラインとは違ったものがあり、大勢の人を前に話すことの難しさを感じました。

午後からは、事前のアプローチ会議で絞った論点について2校ずつ1時間前後で討論を行いました。主に論点となった議題は、「男性の家事育児参加を促進するアプローチ方法について」と「雇用制度はどのようにあるべきか」でした。この際、各校は質疑応答のみで終わらないよう、自分が質問したことに対して、どのような答えが返ってくるかなどを予想しながら議論を深められるよう意識しました。対面だったこともあり、議論が白熱し制限時間ギリギリまで討論を行った議題もありました。

討論することで得た、さまざまな気づき

「女性の社会進出」という同じテーマを扱っても、各校プレゼンの切り口や論文の内容には異なる部分があり、他校の学生からの質問は刺激になりました。討論会を通して、自分達のプレゼンや論文に足りなかった部分に気づくことができたと思います。

「女性の社会進出」というテーマは女性を単位としているようで、実際は夫や子の存在、非正規雇用や大企業と中小企業の違いなど様々な事柄と関連していることが分かりました。目に見える現象形態だけに注目するのではなく、その背景にある見えないものを見ようとすることで問題の本質に近づけることを学びました。

ゲーム理論を使って、夫婦関係を分析

私たちは男性の家事育児参加を促進する方法をゲーム理論を用いて説明しました。
ゲーム理論とは、トランプや将棋などのゲームと同じように、お互いに利害が対立するプレーヤーがどのように意思決定を行うのかを分析するものです。

夫と妻がゲームのプレーヤーとして、例えば子どもをもつかどうかの意思決定を夫婦が行うケースを考えると、夫が仕事を続けたい場合、妻は子育てにより仕事を続けることが難しくなります。このように夫婦関係を「利害が対立する関係」と捉えて分析することで、なぜ現在の日本では、夫が仕事、妻が家庭(家事・育児)といった状況に陥ってしまうのかを説明しました。

ただしゲームの中の夫婦は合理的で、自己の利益のみを追求し行動すると仮定しますが、今回出てきた意見では、実際に夫婦であれば自分の利益だけではなく、相手への影響を考えて行動するのではないかというものもあり、このような理論的な話がどれほど現実性があるのか実証することの難しさを感じました。

討論会で得た学びを今後のゼミ活動にも活かしていきたいと思います。


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