天竜材の魅力を、若い世代の日常へ。丸山ゼミ「TENRYU LINK」の商品開発プロジェクト

ゼミ活動

中央大学経済学部・丸山ゼミでは、静岡県浜松市の天竜材を活用した木製ディフューザーの商品開発プロジェクト「TENRYU LINK」に取り組んでいます。

本プロジェクトの目的は、商品を開発・販売することだけではありません。天竜材の魅力や浜松の林業を若い世代に届けるとともに、地域の事業者と連携しながら、地域資源の新たな価値を生み出す方法を探ることを目指しています。

商品開発を通じて、天竜材と日常をつなぐ

天竜材の魅力をより多くの若者に知ってもらうには、木材そのものを紹介するだけでなく、日常生活の中でその価値を実感できるきっかけが必要だと考えました。

そこで着目したのが、木の質感や香りを身近な空間で楽しめる木製ディフューザーです。『森の香りを、日常の空間に。』をコンセプトに、車内やデスク、クローゼットなど、日常のさまざまな場所で使える商品を企画しました。 商品のデザインだけでなく、天竜材の特徴や浜松の林業の背景も含めて伝えることで、商品を手に取った人が地域の木材や林業に関心を持つきっかけをつくりたいと考えています。

地域の事業者と連携し、商品価値を高める

本プロジェクトでは、学生だけで商品づくりを完結させるのではなく、森林・木材・加工・香りなど、それぞれの分野に携わる地域の事業者との連携を重視しています。

木材の形や質感を生かした加工に加え、精油の選定や香りの持続性、安全面などについても専門的な知見を取り入れ、商品としての完成度を高めることを目指しています。学生が企画・デザイン・販売準備・広報を担い、地域の事業者の方々と意見を交わしながら、天竜材の新たな活用方法を模索しています。

また、これまでのクラウドファンディングでは、46名の方々から計13万7,000円のご支援をいただきました。多くの方々から応援をいただいた経験も、プロジェクトを前進させる大きな力となっています。

販売を通じて、若い世代の反応を検証する

今後は、2026年11月の中央大学白門祭での販売を通じて、商品のデザインや香り、価格に対する反応を調査する予定です。販売数だけでなく、天竜材や地域のストーリーがどの程度伝わるのかについてもアンケートなどを通じて検証し、商品改善につなげていきます。

さらに、今後はフリーマーケットや道の駅などで、浜松・東京でのテスト販売を計画しています。地域内外の反応を比較しながら、販売場所との相性や継続的な販売の可能性についても検討していきます。

商品をつくるだけでなく、人と地域をつなぐ

私たちが目指しているのは、木製ディフューザーを販売して終わることではありません。商品を入口として、若い世代が天竜材や浜松の林業を知り、地域の資源や産業に関心を持つ流れをつくることです。

学生と地域の事業者がそれぞれの強みを持ち寄り、素材の魅力を商品価値へとつなげる。TENRYU LINKは、こうした地域連携の可能性を実践を通じて探るプロジェクトです。今後も、商品開発・販売・効果検証を重ねながら、天竜材の魅力をより多くの人に届ける取り組みを進めていきます。


TENRYU LINKの活動についてはこちら

TENRYU LINK | 天竜材をもっと日常へ。
TENRYU LINKは、静岡県浜松市・天竜材を活用した商品開発プロジェクト。中央大学 経済学部 丸山ゼミの学生チームが、天竜材の新しい日常のかたちを届けます。
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