2年次に海外インターンシップ(LA白門会インターンシッププログラム)に参加した女子学生4人。この春卒業して新社会人となった彼女らに久しぶりに集まっていただき、さまざまなお話を聞かせてもらいました。
写真左から高田先生、Oさん(法学部卒)、Hさん(商学部卒)、Wさん(経済学部卒)、Mさん(経済学部卒)

今日はお集りいただきありがとうございます。卒業から3か月というところで、まずは近況を教えてください。

M 12月までOJT期間中です。ざっと言えば雑用なのですが、言われた資料を作ったり先輩の営業活動をサポートしています。来年1月から本格的な営業デビューですのでそれに向けて基礎的な社内処理やお客様との対峙の仕方を勉強中といったところです。

入社式で新入社員代表挨拶もしたんですよね。緊張しましたか?

M オンラインだったのでそこまで緊張はしなかったです笑

W 私は7月入社なので、ほかの人から少し出遅れちゃっていますがもうすぐ本格的に社会人として働き始めます。これまではフリーターみたいな過ごし方をしていました。

どこか出かけたりしましたか?

W 緊急事態宣言が出る前に東北を一週間くらいかけての女一人旅に。弘前の桜を見に行ったりとか、みんなは経験できないであろう笑ことをしてました。

一同 いいねー笑

H 私は外資のIT企業で働いてます。

100%出社してます? どんな業務なんですか?

H 事前申告制で週2くらいの出社、あとはリモートですね。はじめは研修で、広告事業の部署で中小企業向けに新規の開拓営業を行っています。アポ取りから泥臭く頑張っています笑。

O 私は国家公務員として、日々法令業務にあたっています。コロナの関係で研修も少なくなってしまい、早い段階から業務に取り組んでいました。

すごい、即戦力ですね。

O そうですね、慣れないことばかりなので、ついていくのに必死です。

海外インターンシップを通して身についた力

みなさんは2年の前期で高田先生の授業を受けて、夏にLA(ロサンゼルス)に行きましたね。
高田先生もビジネススキルをみんなにお伝えしたと思うんだけど、授業やLAでの経験で得たものが「こういうところで役立った!」とかあれば教えてください。

O 多様な文化があるLAに行って、いろんな方とお話する機会があって視野が広くなりました。視野が広いっていうのは職場に入ってからすごい大事だなと思いました。法律を見ているだけでは分からないことも多いですし。そしていろんな人の話を素直に聞く力って後からは身に付きづらいと思うので、人の話を素直に聞く・いろんな考え方があることに学生時代から気付けたのは良かったです。

仕事を始めてから「私にはなかった発想だけど、言われてみたらそうかもな」っていう声を聞く機会も多いのですが、フラットな気持ちで聞けているのも、学生時代に色々な考えがあることに気付けていたからこそかなと思います。

H 三つあるんですけど笑(高田先生から学んだRule of threeから引用)。一つはチャンスをつかむための準備力。営業活動の中で下調べを入念にしてお客様のことを理解すると、お客様の未来をどう良くできるか自信を持って話せるため、結果的に提案が響くと感じています。。しっかりと準備しておくことでチャンスが掴めるっていうのはLAに行って一番感じたところで、その経験と今の仕事が深く繋がっているなって思います。

二つ目は高田先生の授業での、「人は大きく分けて4つのタイプ/性格に分かれる」というお話から。
社会人になって、同じことを話していても伝え方によって大きく受け手の行動を左右することを身にしみて感じています。「伝え方が9割」という本もありますよね。まだ上手く活用できていないですが、相手に合わせたコミュニケーションっていうのは大事だなって改めて感じてます。

三つめはこのメンバーから学んだことで、つらいときにニコニコできる力。私はLAで睡眠が足りなかったときとか疲れが顔に出ちゃったりしたけど、Mちゃんとかそういう時にニコってしてて、みんないつも笑顔でいるなって。
辛いときとかその状況をどう変えるかっていう発想が大事だなって思うんですけど、とりあえず笑ってみるっていうのも大事じゃないかなって。

W 私はまだ入社前なので社会人的なことは分からないんですけど、就職先を選ぶときにLAで学んだ・感じたことは影響してたかな。
日本とLAって文化も環境も全然違うじゃないですか。それで”日本だけ”に凝り固まらず、いろんなものが多角的に見れる場所で働きたいなっていう思いがあって外資系という就職先を選んだのかなって今振り返って思います。

素晴らしいですね。働き始めて感じることがあったらまたぜひお話を聞かせてください。
Mさんはどうですか?リーダーで頑張りましたもんね。

M そうですね、4人のリーダーをさせてもらったんですけど、まとめるのって大変だなって。LA白門会の方からも旅行会社からもたくさんメールくるし。3人にいろいろ聞きながら意見まとめて。
リーダーをする上で、ちゃんと話を聞くっていうのは大事にしたいと思っていました。たまに独断で決めちゃったこともあるんですけど笑
それで報・連・相のスピーディー感っていうのは、高田先生にも言われていたんですけどすごく大事だなって思いました。航空券のことなんか1、2時間も経つと状況が変わってしまったりするのですぐ相談しないとって笑。

私も外資系の企業なので、何か先輩に自分から言わないと、リモートっていうのもあって放置になりがちです。だから自分からどんどん報告に行くようにしていて、その基礎になったのはやっぱりLAのインターンだったなって思ってます。

高田先生からはどうでしょう、授業や海外インターンを通しての彼女らの成長で感じたことなどはありますか?

高田 授業では、LAでのインターンシップだけではなく、社会人になってからも役立つスキルやマインドを伝えることを目的にしてきました。いざというときに「そういえば高田先生に教えてもらったアレが使えるかな」と思い出してくれれば良いと思っています。
それで、今でも覚えていて、社会人になってから役立ったなと思うスキルはある?

M 思い出した! Rule of threeっていうのを習いました。「何かをやるとき、なんでも3つの要素にまとめると人は覚えやすいからとりあえず3つにまとめよう」っていうので。
入社前の宿題で自社の商品でも会社についてでも何でもいいから調べてプレゼン資料を作って発表してくださいっていうのがあって、会社のことを過去・現在・未来にまとめて発表したらすごい褒められました。同期の中で一番よかったって。

高田 よかったよかった笑。こんな感じでいいんです。こういうのが彼女たちの成長だと感じます。
LAに行くための準備としての授業は楽しく学んでもらえればそれでいいと思っています。その後どこで「あ、ここで高田先生に教えてもらったアレが使える!」というタイミングがあって、授業で学んだことがちょっとでも役に立った、というタイミングがあるのを聞けると嬉しいし、教え甲斐がありますね。

あとは、LAに行くのは楽しいだけではなくて、苦しいことでもあったと思うんです。日本とは何もかもが違う環境の中でいろんな課題をこなさなければいけない。それでも、同じ釜の飯を食った仲間として、全員で協力しながら大変なことを乗り越えて、こうやっていまでも強い絆でつながっているのを見られるは、もうそれだけで気持ちが満たされます。

O 大学2年の段階で、半社会人みたいな経験ができたのはすごくよかったと思っています。民間の就職活動ならだいたい3年の後半で、公務員なら3年の頭から勉強し始めますが、いきなり就活の自分の基準とか言われてもよくわからないですし、実際考えられる時間もあまりないと思うんです。

それはありますね。OさんはLAに行ったときにはもう国家公務員になろうと思ってましたか?

O いえ、ぜんぜん。けっきょく就活は民間も地方公務員も全部やりました。
2年生で進路を考えるだけじゃなく実際に触れるって、ほかの学生にはあまりない機会だからとても貴重でした。それによって3年次に何を勉強をするかにも影響しましたし、4年生で就活が終わった後の時間の使い方も考えられる。2年目の夏というタイミングで行けてよかったです。

W 確かに。海外インターンは経済学部は2年次配当だけど、他は3年生から?っていうのが多いイメージ。
2年生の時にいろんな気づきを得て、周りよりも一年考える期間が多くて、それが就職活動に向かっていくときに役に立ったと思います。

チャンスを逃すな!

ちなみにみなさん就活後はどんな時間の使い方をしましたか?

O 就活終わったのはけっこう遅いほうだったけど、それでも時間を持て余してフードアドバイザーの資格を取りました。LAに行ったときより8kg痩せてる笑
いままでずーっとがむしゃらに勉強してて立ち止まる時間がなかったので、ふっといろんなことから解放された半年間でした。

H 私は6月くらいに終わって、その後は内定者 インターンで、テイクアウトやデリバリー関連の営業をしておりました。 今思えば、事前に会社のカルチャーを理解したり、キャリアパスを考えられたので良い経験だったと思います。(もちろん、大学生らしいこともしました)。

W 経済学部のイベントに協力したり、旅行にいったり、在宅でインターンをしてました。在宅勤務の練習みたいなことをやらせてもらってました。
後は趣味が特にないから、絵をかいてみたり美文字練習帳みたいのを買ってやってみたり笑。あとは筋トレとか家事全般やってみたり。家でできることをとりあえず片っ端からやってみて自分の興味を探るみたいなことをしていました。

M 就活落ち着いたのは8月半ばでした。就活始まる前まではキッチキチに予定詰めて毎日何かしてっていうタイプだったんですけど、それこそコロナで何もできない時期もあったので家でゆったり過ごして、あとはダンスを続けていたので一般公募の発表会に出たりレッスンに行ったりしてました。

コロナ禍で自分の人生や時間をより考えるようになりましたよね。先生はいかがでした?

高田 すごいたくさん本を読みましたねー。去年(2020年)5月6月と一本も仕事がなくて、おかげで積ん読がずいぶん片付きました笑。その意味では自分にとって充実した期間でした。

ただ、コロナ禍のせいで去年は海外インターンシップの授業そのものが中止になってしまったのはとても残念でした。今年はインターンシップの授業そのものは再開になったんですが、現地訪問がないオンラインでの開催です。
やっぱり学生は現地に行きたがっているんですよね。今年の別のコースの学生から、「もし前期中にコロナが落ち着いたら現地に行けますか?」って聞かれました。気持ちはすごくわかります。

そう思うと、今日の4人はラッキーだったなと。コロナ禍になる前にLAに行けましたから。もし彼女たちがこのコースへの参加を当時躊躇していたら、チャンスを逃してしまっていた可能性も高いですからね。目の前にチャンスが来たら掴まないと、と実感しましたね。

O やりたいとか、行きたいと思ったときに実行する(できる)っていうことがどれだけ幸せなことだったのかと、そういう機会を失って初めて気付きました。それと、実行する勇気の大事さも。

W 「来年あるから」みたいな確約ができなくなったから。次いつ会えるのかもはっきりと約束はできないもんね。

それでは最後に、みなさんからメッセージをいただきたくて。受験生や後輩へ向けてお願いします。

O チャンスは掴みに行ったほうがいい。それに尽きますね。中大には沢山の学生がいますが、全員がこのような経験ができるわけではないと思うんです。だからこそ自分から積極的にチャンスを掴みに行くことが大事だと思います。

いま大学1年生の子たちはこれからどんな経験がしたいか、何を学びたいか考えながら、チャンスを逃さないでほしいです。高校生の子たちは大学では何をしたいか考えつつ受験勉強を頑張っていただいて、大学に入ってから、積極的に行動してほしいなと思います。中大には魅力的なプログラムや講座が本当にたくさんあるので、勇気を持って、自分から動き続けることが大事かなって思いますね。

H 「なぜ、入学するのか?」「なぜ、この授業をうけるのか?」。なぜを深堀していけば楽しい未来が待っていると感じています。「周りがこうだから、○○すべきだから」と取り組んだことは、なかなか良い経験、成果になりづらい。やりたいと覚悟を持ったからこそ、やり遂げるぞ!と思えます。もちろん、やりたいことだけやるのは、楽な道に流れてしまいますが、一見、つまらなそうなことから、どれだけ自分でやる意義を見出すか?を考えられる人は、人生を楽しくしていけると思います。事務室の皆さんも優しいので是非頼って、相談してみてください。

今回のインタビューでは、海外インターンシップで4人がお世話になったLA白門会の皆さん(ロサンゼルス在住の中央大学OB・OG)と急遽ビデオ通話を繋ぐことができ、当時の思い出話も交えての楽しい話となりました。
印象的だったのは新社会人と先生、OB・OGの世代を超えた仲の良さ。ひたむきに学んだ学生と真摯に応えた先生、そして同窓としてサポートした白門会の皆さんの愛情。それぞれの間に育まれた深い絆を感じました。

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