今回は只腰親和教授を取材させていただきました。経済学部では、経済学史の授業をご担当されています。

(※只腰先生は2021年3月に定年退職されました。)

-専門分野について教えてください。

私の専門は経済学史です、経済学の歴史ですね。現代の問題をいろいろ考えるのも経済学だけど、昔から現代に至るまでの経済学がどういう状況であったか、という過去について研究しています。
主な研究は18世紀から19世紀にかけてのイギリスの経済学についてです。今までずっとやってきて、自分なりに面白いと思うからやっています。

-どういった点が面白いと思いますか?

もともと、アダム・スミスを中心に研究してきました。ある程度スミスについて勉強して、彼の経済学がその後どういう風に発展していったのかというのを考えようと思い、興味を持ち、スミス以後の19世紀のイギリスに少しずつ研究をシフトさせていきました。
※アダム・スミス=18世紀のイギリスの哲学者、倫理学者、経済学者。『国富論』という経済学書を著した。

-学生時代からそういった学問に興味を持たれていたのですか?

学部時代はそういう勉強はしてなかったです。でも、こういう仕事がしたいと思っていました。私は経済学部の出身だけど、経済学部だったら普通、企業とか官庁に行くじゃないですか。でも、私は研究者になる方が自分に向いてると思って、研究者になりたいとは思っていましたね。
大学院に入って、経済学史全般を勉強して、その中でもアダム・スミスについて研究しようと思うようになりました。

-ゼミで学生はどういった勉強をされていますか?

上に述べたように経済学史の中でも、私の専門はアダム・スミスだから、彼の本を読むことが中心です。

-経済学史の授業のどういったところに学生に興味を持って欲しいですか?

私は経済学に関心を持ってもらいたいと思っています。それが一番です。専門的な細かい知識を教えなければいけない、というのもあります。ですが、学生のほとんどは専門家になるわけではないので、そういった学生の皆さんにも、経済学に関心を持って欲しい。少しでも興味を持ってくれたらいいなと思って授業をしています。

研究室には壁一面の蔵書が。
経済学以外には科学分野の本が目立つ。

-学生時代にやるべきことはなんだと思いますか?

自分自身のことを思い返した時に、「ああすれば良かった。」とか「こうすれば良かった。」というのがあるんですよ。なので、今の大学生諸君がやるべきこともそれぞれあるでしょうが、やりたい事をやれば良いんじゃないかと思います。

-中央大学はどういう大学だと感じますか?

前に勤めていた大学は学生数が少ない大学だったのですが、中央大学はやはり人数が多いから、いろんな人がいるなと感じますね。いろんな個性の学生が多いと感じます。
すごく自由な環境で、いいことだと思いますね。

取材後記

只腰先生は、とても落ち着いた大人の雰囲気の教授で、私自身が経済学史の授業を受けた際にも、学生に対して語りかけるような授業をされており、お話にとても引き込まれました!
私も、先生のおっしゃっていたように、残りの学生時代、後悔のないよう過ごしていきたいと思います。(写真左|学生記者:鈴木)

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